CO-P08|情報Ⅰ 対策問題
次のプログラムは、10 を 3 で割った商と余りを求め、それらを組み合わせた式の値を表示する。実行したとき、表示される値はどれか。 (1) a = 10 (2) b = 3 (3) c = a ÷ b (4) d = a % b (5) 表示する(c × b + d) ※ ÷は整数の商、%は余り。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
商と余りの関係(a = 商×b + 余り) を問う問題です。
解説
÷は「整数の商」(小数点以下切り捨て)、%は「余り」を求める演算です。10÷3は3.33…ではなく3、10%3は10を3で割った余りの1になります。この2つはプログラム問題の計算の基本部品です。
1行ずつ変数の値をトレースします。
(1)の実行後: a = 10。
(2)の実行後: b = 3。
(3)の実行後: c = 10 ÷ 3 = 3(整数の商)。
(4)の実行後: d = 10 % 3 = 1(余り)。
(5)のとき: c×b + d = 3×3 + 1 = 10 を表示。
結果が元の a=10 に戻ったのは偶然ではありません。「割られる数 = 商 × 割る数 + 余り」という割り算の基本関係(10 = 3×3 + 1)を、そのまま式にしたのがこのプログラムだからです。
この関係は共通テストの計算プログラムの土台です。硬貨の枚数計算(試作問題)、秒から分・秒への変換(125秒 → 125÷60=2分、125%60=5秒)、10進数から2進数への変換の筆算など、「÷で上の桁、%で残り」という使い方が繰り返し登場します。÷と%はいつもセットで、÷が「何回入るか」、%が「入りきらない残り」と役割で覚えましょう。
選択肢の確認
1.○ 商×割る数+余り = 3×3+1 = 10。元の数に戻る。
2.× 9は c×b だけで止めて余り d を足し忘れた値。
3.× 13は 10+3 のような根拠のない混同。
4.× 3は商 c のみ。式全体を評価していない。
ここだけは覚えよう
割られる数 = 商×割る数+余り — ÷は「何回入るか」、%は「残り」。2つはセットで使う。