SG8-022|地理総合・地理探究 対策問題
メッシュマップの説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
地域を緯線・経線などに基づく一定の区画に分け、区画ごとに統計値を表す地図である
この問題のポイント
メッシュマップの特徴を問う。行政区域ではなく均等な区画(メッシュ)で集計する、という点が判断の軸。
解説
メッシュマップは、地域を緯線・経線などに基づいて網の目(メッシュ)状の一定の区画に分け、区画ごとに人口などの統計値を集計して表す地図である。日本では約1キロメートル四方の基準地域メッシュなどが使われる。
最大の利点は、区画の大きさがそろっていることである。市町村単位の集計では、面積の大小や合併による境界変更の影響を受けるが、メッシュなら同じ大きさどうしで比較でき、市町村の内部の分布の偏りも表現できる。時期の異なるデータの比較にも適する。
人口分布のメッシュマップでは、駅周辺への人口集中や山間部の無人地帯が細かく読み取れ、都市構造の分析や、災害時に被害を受ける人口の推計などにGISと組み合わせて活用されている。
行政区域単位の階級区分図との違い(均等な区画か、行政界か)を意識して区別することがポイントである。
ひっかけポイント
「市町村の境界ごと」は通常の統計地図の説明。メッシュは行政界と無関係に均等な区画で区切る点が本質である。
選択肢の確認
①「航空写真をそのまま地図として利用したものである」
❌ 誤り。
誤答理由: 航空写真をそのまま使うのは空中写真の利用で、区画ごとの統計表現ではない。
②「地域を緯線・経線などに基づく一定の区画に分け、区画ごとに統計値を表す地図である」
✅ 正しい。
正解。メッシュマップは緯線・経線などに基づく均等な区画ごとに統計値を表し、区画の大きさがそろうため比較しやすい。
③「市町村の境界ごとに統計値を集計して表す地図のことである」
❌ 誤り。
誤答理由: 市町村の境界ごとの集計は通常の統計地図で、メッシュは行政界と無関係に均等に区切る点が特徴。
④「山地の尾根と谷を線で結んで表す地図である」
❌ 誤り。
誤答理由: 尾根と谷を線で結ぶのは地形の表現で、メッシュマップとは関係がない。
覚えるポイント
- メッシュマップ=緯線・経線に基づく均等な区画で集計
- 面積がそろい比較しやすく、市町村内部の偏りも表せる
- GISと組み合わせ人口分布や防災の分析に活用
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。