TK-B3-01|地理総合・地理探究 対策問題
世界の人口についての説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 2
正解
世界人口は約82億人に達し、2023年にはインドが中国を抜いて世界最多の人口をもつ国となった
この問題のポイント
世界人口の規模と分布の現状を問う。「約82億人」「2023年にインドが世界一」「増加の中心はアフリカ・南アジア」という時事的な基本統計で解ける。
解説
世界人口は約82億人で、なお増加を続けている。ただし増加率は1960年代をピークに低下しており、増加の中心は地域的に大きく偏っている。
国別では、2023年にインドが中国を抜いて世界最多の人口大国となった。中国は長く続けた一人っ子政策の影響もあって少子高齢化が進み、人口は減少に転じている。3位はアメリカ、以下インドネシア、パキスタンなどが続き、上位には南アジア・東南アジアの国が多い。
現在、人口増加率が最も高いのはサハラ以南アフリカであり、多産少死の段階にある国が多い。ナイジェリアなどは今世紀半ばにかけて人口が大幅に増えると見込まれている。
一方、日本やヨーロッパの多くの国、中国・韓国などでは少子化により人口が減少あるいは停滞しており、人口爆発と少子高齢化が世界で同時に進むという対照的な構図を理解することが重要である。
ひっかけポイント
「人口世界一は中国」は2023年以前の知識であり、現在はインド。アフリカは「減少」ではなく世界で最も増加率が高い地域である点も、逆向きの選択肢として問われやすい。
選択肢の確認
①「サハラ以南アフリカでは少子化が進み、人口の減少が続いている」
❌ 誤り。
誤答理由: サハラ以南アフリカは世界で最も人口増加率が高い地域であり、減少が続いているという説明は正反対である。
②「世界人口は約82億人に達し、2023年にはインドが中国を抜いて世界最多の人口をもつ国となった」
✅ 正しい。
正解。世界人口は約82億人で増加中であり、2023年にインドが中国を抜いて世界最多の人口をもつ国となった。
③「現在も中国が世界最多の人口をもつ国であり、インドが上回る見通しは立っていない」
❌ 誤り。
誤答理由: 中国は少子高齢化により人口減少に転じ、2023年にインドに抜かれて世界2位となった。
④「世界人口は約30億人であり、既に減少局面に入っている」
❌ 誤り。
誤答理由: 世界人口は約82億人であり、約30億人という数字も減少中という傾向も大きく誤っている。
覚えるポイント
- 世界人口は約82億人、なお増加中
- 2023年にインドが中国を抜き人口世界一
- 増加の中心はサハラ以南アフリカ、先進国等は少子高齢化
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。