TK6-006|地理総合・地理探究 対策問題
ハブ空港についての説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
路線を拠点空港に集め乗り継ぎで各地へ結ぶハブ&スポーク方式の拠点空港で、シンガポールやドバイの空港が代表例である
この問題のポイント
ハブ&スポーク方式の仕組みと、国際的なハブ空港の具体例を知っているかを問う。
解説
ハブ空港とは、航空路線網の結節点となる拠点空港をいう。車輪の中心(ハブ)から輻(スポーク)が放射状に延びる形になぞらえ、路線を拠点に集約して乗り継ぎで各地を結ぶ方式をハブ&スポーク方式と呼ぶ。
すべての都市どうしを直行便で結ぶより少ない路線数で多くの都市間を結べるため、航空会社は搭乗率を高め効率的に路線網を運営できる。
国際的なハブ空港の例として、シンガポールのチャンギ空港、ドバイの空港、韓国の仁川空港、オランダのスキポール空港などが挙げられる。いずれも乗り継ぎ客の獲得を競い、発着枠・料金・利便性で優位を争っている。
日本では成田・羽田・関西の各空港が国際拠点だが、アジアの巨大ハブ空港との競争にさらされている。ハブ機能を失うと直行路線が減り、地域の国際的な結び付きが弱まるため、各国は空港整備を国家戦略として進めている。
ひっかけポイント
ハブ空港は「乗り継ぎの拠点」であり、貨物専用・国内専用という限定は誤り。仁川・チャンギ・ドバイなど具体例との組合せで問われやすい。
選択肢の確認
①「路線を拠点空港に集め乗り継ぎで各地へ結ぶハブ&スポーク方式の拠点空港で、シンガポールやドバイの空港が代表例である」
✅ 正しい。
正解。ハブ空港は路線網の拠点で、乗り継ぎにより各地を結ぶハブ&スポーク方式の中心となる。チャンギ空港やドバイの空港が代表例である。
②「貨物専用の空港のことで、旅客の利用は認められていない」
❌ 誤り。
ハブ空港は旅客・貨物の双方を扱う拠点空港であり、貨物専用という限定は誤りである。
③「国内線専用の空港のことで、国際線は発着しない」
❌ 誤り。
ハブ空港はむしろ国際線の乗り継ぎ拠点として機能しており、国内線専用という記述は逆である。
④「滑走路を1本しか持たない小規模な地方空港のことである」
❌ 誤り。
ハブ空港は多数の発着に対応するため複数の滑走路を備えるのが普通で、小規模な地方空港の意味ではない。
覚えるポイント
- ハブ&スポーク方式=拠点集約と乗り継ぎで効率的に路線網を構成
- チャンギ(シンガポール)・ドバイ・仁川が代表的ハブ空港
- ハブ機能をめぐり各国の空港間競争が激しい
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。