TK6-030地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(4) 人口、都市・村落

エクメーネとアネクメーネについての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

エクメーネは人間が日常的に居住している地域を指し、砂漠や高山・極地などの非居住地域はアネクメーネと呼ばれる

この問題のポイント

エクメーネ(居住地域)とアネクメーネ(非居住地域)という基本用語の定義と、その境界が変動することを問う。

解説

エクメーネとは、人間が日常的に居住している地域をいい、陸地面積の約9割を占める。これに対し、人間が恒常的には住んでいない地域をアネクメーネという。
アネクメーネとなるのは、生存の条件が極端に厳しい場所である。

  • 寒冷: 南極大陸、グリーンランド内陸の氷床地域
  • 乾燥: サハラ砂漠などの砂漠の中心部
  • 高山: 酸素が薄く低温な高山帯
    エクメーネとアネクメーネの境界は固定的ではない。灌漑技術により砂漠に都市が建設されたり、資源開発によって寒冷地に居住地が生まれたりして、技術の発達とともにエクメーネは拡大してきた。逆に、砂漠化や干ばつ、紛争によって人が住めなくなり、居住地域が縮小する場合もある。

ひっかけポイント
エクメーネとアネクメーネの定義の入れ替えが最も多い誤り。「エク=居住」と覚え、境界が技術や環境の変化で動く点も確認する。

選択肢の確認

①「エクメーネは人間が居住していない地域を指し、居住地域はアネクメーネと呼ばれる」
誤り。
エクメーネとアネクメーネの定義を入れ替えた記述である。エクメーネが居住地域、アネクメーネが非居住地域である。

②「エクメーネとは海洋のことであり、陸地全体をアネクメーネという」
誤り。
エクメーネは陸地上の居住地域を指す概念であり、海洋と陸地の区別のことではない。

③「エクメーネの範囲は技術が発達しても拡大することはない」
誤り。
灌漑や資源開発によりエクメーネは歴史的に拡大してきた。技術によって拡大しないという記述は誤りである。

④「エクメーネは人間が日常的に居住している地域を指し、砂漠や高山・極地などの非居住地域はアネクメーネと呼ばれる」
正しい。
正解。エクメーネは人間の日常的な居住地域で陸地の約9割を占め、極地・砂漠中心部・高山などの非居住地域がアネクメーネである。

覚えるポイント

  • エクメーネ=居住地域(陸地の約9割)
  • アネクメーネ=極地・砂漠中心部・高山などの非居住地域
  • 境界は技術発達や環境変化で変動する

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。
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