TK7-015地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

香港とマカオについて述べた文として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

1997年にイギリスから返還された香港と、1999年にポルトガルから返還されたマカオには、一国二制度が適用されてきた

この問題のポイント

香港(イギリス・1997年)とマカオ(ポルトガル・1999年)の返還の組合せと、一国二制度の意味を問う。

解説

香港はアヘン戦争などを経てイギリスの植民地となり、1997年に中国へ返還された。マカオポルトガルが居留権を得ていた地で、1999年に返還された。
中国はこの二つの地域を特別行政区とし、返還後50年間は資本主義経済や従来の社会制度を維持するという「一国二制度」を適用してきた。香港は自由貿易港として発展した国際金融センターであり、中国本土と世界を結ぶ窓口として、改革開放期の中国への投資の入口の役割も果たした。マカオは観光収入に大きく依存する経済で知られる。
近年は香港への統制強化により一国二制度の変質が国際的な議論となっている。隣接するシェンチェンなど珠江デルタとの結び付きが強い点も地理的な特徴である。

ひっかけポイント
旧宗主国の入れ替え(香港=イギリス、マカオ=ポルトガル)が定番の誤り。返還年は香港1997年・マカオ1999年の順である。

選択肢の確認

①「香港はポルトガルから、マカオはイギリスから中国に返還された」
誤り。
誤答理由: 旧宗主国が逆である。香港はイギリス、マカオはポルトガルの統治を受けていた。

②「香港は現在も独立国として国際連合に加盟している」
誤り。
誤答理由: 香港は独立国ではなく中国の特別行政区であり、国連への加盟もしていない。

③「返還と同時に一国二制度は廃止され、香港には中国本土とまったく同じ制度が導入された」
誤り。
誤答理由: 返還後は50年間従来の制度を維持する一国二制度が適用されたのであり、返還と同時の廃止という記述は誤りである。

④「1997年にイギリスから返還された香港と、1999年にポルトガルから返還されたマカオには、一国二制度が適用されてきた」
正しい。
正解。香港は1997年にイギリスから、マカオは1999年にポルトガルから返還され、特別行政区として一国二制度が適用された。

覚えるポイント

  • 香港は1997年にイギリスから返還
  • マカオは1999年にポルトガルから返還
  • 両地域は特別行政区として一国二制度が適用された

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。
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