TK7-047地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

ネパールとブータンについて述べた文として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正解

いずれもヒマラヤ山中に位置する内陸国で、ネパールでは山岳観光が重要な収入源となっている

この問題のポイント

ヒマラヤ山中の内陸国ネパール・ブータンの位置と、観光・出稼ぎに依存する経済の特徴を問う。

解説

ネパールブータンは、インドと中国にはさまれたヒマラヤ山脈中の内陸国である。海に面しておらず、物流や貿易を隣国、特にインドに大きく依存している。
ネパールには世界最高峰エベレスト(約8850m)を含む8000m級の高峰が連なり、登山やトレッキングなどの山岳観光が重要な外貨収入源となっている。また、湾岸諸国やマレーシアなどへの出稼ぎ労働者の送金が経済を支える。低地から高山までの標高差に応じて、稲作から牧畜まで土地利用が垂直に変化する点も特色である。
ブータンは、経済規模より国民の幸福を重視する「国民総幸福」の考え方を掲げることで知られ、豊富な水力発電の電力をインドへ輸出している。両国とも地震の危険度が高い変動帯に位置し、2015年のネパール地震では大きな被害が出た。

ひっかけポイント
両国は海のない内陸国であり、海洋国家とする記述は誤り。エベレストはネパール(と中国)の国境に位置し、山岳観光が経済の柱である。

選択肢の確認

①「ネパールには8000m級の高峰は存在しない」
誤り。
誤答理由: ネパールにはエベレストをはじめ8000m級の高峰が連なっている。存在しないという記述は誤りである。

②「ブータンは世界有数の原油産出国である」
誤り。
誤答理由: ブータンは産油国ではなく、水力発電の電力をインドへ輸出する山岳国である。

③「いずれもヒマラヤ山中に位置する内陸国で、ネパールでは山岳観光が重要な収入源となっている」
正しい。
正解。ネパールとブータンはヒマラヤ山中の内陸国で、ネパールでは登山・トレッキングなどの山岳観光が重要な収入源である。

④「両国はいずれもインド洋に長い海岸線をもつ海洋国家である」
誤り。
誤答理由: 両国はいずれも海に面していない内陸国であり、海岸線をもつという記述は誤りである。

覚えるポイント

  • ネパール・ブータンはヒマラヤ山中の内陸国
  • ネパールは山岳観光と出稼ぎ送金が収入源
  • ブータンは国民総幸福を掲げ水力発電をインドへ輸出

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。
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