TK7-070|地理総合・地理探究 対策問題
ナイジェリアについて述べた文として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
人口は約2.3億とアフリカ最大で、輸出は原油に大きく依存し、ハウサ・ヨルバ・イボなど多くの民族を抱える多民族国家である
この問題のポイント
ナイジェリアの人口規模(アフリカ最大)、原油依存のモノカルチャー的経済、多民族国家としての性格を問う。
解説
ナイジェリアは人口約2.3億を擁するアフリカ最大の人口大国で、世界でも有数の人口規模をもち、今後も急増が見込まれる。
経済は、ニジェール川河口のニジェールデルタで産出される原油に大きく依存し、輸出額の大部分を石油関連が占めるモノカルチャー的構造である。原油価格の変動が国家財政を直撃し、産油地帯では環境汚染と住民の貧困が対立を生んできた。OPEC加盟国でもある。
国内には、北部のイスラーム系ハウサ、南西部のヨルバ、南東部のキリスト教系イボをはじめ250以上の民族が暮らす。イギリス植民地時代の境界が多民族を一つの国に束ねた結果であり、独立後にはイボの分離独立をめぐるビアフラ内戦が起こった。北部と南部の宗教的な対立も続いており、直線的国境・多民族・資源依存というアフリカの課題を凝縮した国として出題される。
ひっかけポイント
アフリカの人口最大国はナイジェリア(エジプトやエチオピアではない)。輸出の柱は原油で、多民族ゆえの内戦(ビアフラ内戦)の経験も判別点となる。
選択肢の確認
①「ナイジェリアの輸出品の中心はダイヤモンドである」
❌ 誤り。
誤答理由: ナイジェリアの輸出の柱はニジェールデルタの原油である。ダイヤモンドはボツワナなどの輸出品である。
②「ナイジェリアは単一の民族からなる国であり、民族対立を経験したことはない」
❌ 誤り。
誤答理由: ナイジェリアは250以上の民族を抱える多民族国家で、ビアフラ内戦という民族対立も経験している。
③「人口は約2.3億とアフリカ最大で、輸出は原油に大きく依存し、ハウサ・ヨルバ・イボなど多くの民族を抱える多民族国家である」
✅ 正しい。
正解。ナイジェリアは人口約2.3億のアフリカ最大の人口大国で、輸出は原油に依存し、ハウサ・ヨルバ・イボなどの多民族国家である。
④「ナイジェリアの人口はアフリカで最も少ない」
❌ 誤り。
誤答理由: ナイジェリアの人口はアフリカで最も多い。最も少ないという記述は正反対である。
覚えるポイント
- 人口約2.3億でアフリカ最大、増加が続く
- 輸出は原油に依存(ニジェールデルタで産出、OPEC加盟)
- ハウサ・ヨルバ・イボなどの多民族国家で内戦も経験
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。