TK7-072|地理総合・地理探究 対策問題
エチオピアについて述べた文として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
エチオピア高原はコーヒーの原産地とされ、エチオピアは植民地化を免れた歴史をもつアフリカ有数の人口大国である
この問題のポイント
エチオピアの三つの特徴(コーヒー原産地・独立維持・人口大国)と高原の国土を問う。
解説
エチオピアは、アフリカ東部のエチオピア高原に位置する内陸国である。高原は標高2000m級で、低緯度ながら気候は比較的温和である。
この高原はコーヒーの原産地とされ、コーヒーという名の由来ともいわれるカッファ地方が知られる。コーヒーは現在も最大の輸出品の一つで、エチオピアはアフリカ最大級のコーヒー生産国である。栽培の中心が中南米やベトナムに広がった今も、原産地としての出題が多い。
歴史的には、19世紀末の列強によるアフリカ分割の中で、リベリアとともに独立を維持した数少ない国である。人口は約1.3億に達し、ナイジェリアと並ぶアフリカ有数の人口大国として急増が続く。ナイル川(青ナイル)上流に建設した巨大ダムをめぐり、下流のエジプト・スーダンと水資源の配分を争っている点も、国際河川の問題として重要である。
ひっかけポイント
植民地化を免れたのはエチオピアとリベリアという組合せが頻出。コーヒーの原産地はエチオピア高原で、生産世界一のブラジルと混同しない。
選択肢の確認
①「エチオピア高原はコーヒーの原産地とされ、エチオピアは植民地化を免れた歴史をもつアフリカ有数の人口大国である」
✅ 正しい。
正解。エチオピア高原はコーヒーの原産地とされ、エチオピアは植民地化を免れた歴史をもつ人口約1.3億の大国である。
②「エチオピアは19世紀にイギリスの植民地となった」
❌ 誤り。
誤答理由: エチオピアはリベリアとともに、列強によるアフリカ分割の中で独立を維持した国である。
③「コーヒーの原産地は南アメリカのアマゾン盆地である」
❌ 誤り。
誤答理由: コーヒーの原産地はエチオピア高原とされる。ブラジルなど中南米は後から栽培が広がった生産地である。
④「エチオピアの国土は海抜0m前後の低平な砂漠である」
❌ 誤り。
誤答理由: エチオピアの国土の中心は標高2000m級のエチオピア高原であり、低平な砂漠という記述は誤りである。
覚えるポイント
- エチオピア高原はコーヒーの原産地
- リベリアとともに植民地化を免れた
- 人口約1.3億のアフリカ有数の人口大国
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。