JH-A2-04歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(2) 歴史資料と原始・古代の展望

『万葉集』について述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

天皇から防人・農民まで幅広い階層の歌を収め、漢字の音・訓で日本語を表す万葉仮名で書かれた

背景・因果

8世紀後半にまとまった**『万葉集』は約4500首を収め、東歌や防人の歌など庶民の歌も含む。表記には漢字で日本語の音を表す万葉仮名**が使われた。かな文字による最初の勅撰和歌集は『古今和歌集』(905年)で、混同させる選択肢が定番。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「天皇から防人・農民まで幅広い階層の歌を収め、漢字の音・訓で日本語を表す万葉仮名で書かれた」。『万葉集』は天皇・貴族から防人・農民までの歌を収め、漢字の音訓で日本語を表す万葉仮名を用いた。東歌や防人歌が階層の広さを示す。

  • 混同防止「かな文字で書かれた最初の勅撰和歌集である」:かな文字による最初の勅撰和歌集は905年成立の『古今和歌集』である。『万葉集』は勅撰集ではなく、表記も万葉仮名を中心とする。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「平安時代末期に成立した歌集である」
『万葉集』は8世紀後半の奈良時代にまとまった。平安時代末期の歌集ではなく、『古今和歌集』よりも古い。

② ✅ 正解「天皇から防人・農民まで幅広い階層の歌を収め、漢字の音・訓で日本語を表す万葉仮名で書かれた」
『万葉集』は天皇・貴族から防人・農民までの歌を収め、漢字の音訓で日本語を表す万葉仮名を用いた。東歌や防人歌が階層の広さを示す。

③ ❌ 誤答「かな文字で書かれた最初の勅撰和歌集である」
かな文字による最初の勅撰和歌集は905年成立の『古今和歌集』である。『万葉集』は勅撰集ではなく、表記も万葉仮名を中心とする。

④ ❌ 誤答「収められた歌の作者はすべて貴族である」
『万葉集』には貴族だけでなく、防人や農民など幅広い階層の歌が含まれる。作者層を貴族に限定する説明は東歌・防人歌と矛盾する。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。
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