JH-C3-14歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(3) 近世の国家・社会の展開と画期

本居宣長について述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

『古事記伝』を著して国学を大成し、日本古来の精神を明らかにしようとした

背景・因果

伊勢松坂の医師本居宣長は、35年をかけて**『古事記伝』を完成させ、儒教・仏教が伝わる以前の日本古来の精神を追究する国学**を大成した。国学はのちの尊王思想にも影響を与えた。蘭学(杉田玄白ら)との対比で、18世紀後半の学問の広がりとして問われる。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「『古事記伝』を著して国学を大成し、日本古来の精神を明らかにしようとした」。本居宣長は長年の研究をもとに『古事記伝』を著し、儒教・仏教以前の日本古来の精神を追究して国学を大成した。伊勢松坂の医師でもあった。

  • 混同防止「『解体新書』を翻訳して蘭学を発展させた」:『解体新書』を翻訳した中心人物は杉田玄白・前野良沢らで、蘭学の成果である。本居宣長の国学とは学問系統が異なる。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「『日本永代蔵』などの浮世草子を書いた」
『日本永代蔵』などの浮世草子を書いたのは井原西鶴である。本居宣長の代表作は国学研究書『古事記伝』である。

② ✅ 正解「『古事記伝』を著して国学を大成し、日本古来の精神を明らかにしようとした」
本居宣長は長年の研究をもとに『古事記伝』を著し、儒教・仏教以前の日本古来の精神を追究して国学を大成した。伊勢松坂の医師でもあった。

③ ❌ 誤答「『解体新書』を翻訳して蘭学を発展させた」
『解体新書』を翻訳した中心人物は杉田玄白・前野良沢らで、蘭学の成果である。本居宣長の国学とは学問系統が異なる。

④ ❌ 誤答「朱子学を幕府の正学と定めた」
幕府教学として朱子学を重視した人物には林羅山らがおり、寛政異学の禁は松平定信の政策である。本居宣長はむしろ儒教的解釈を批判した。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。
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