JH-C3-13歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(3) 近世の国家・社会の展開と画期

新井白石の政治(正徳の治)について述べた記述として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

海舶互市新例を定めて長崎貿易を制限し、金銀の海外流出を防ごうとした

背景・因果

6・7代将軍に仕えた朱子学者新井白石は、質を落とした貨幣を改め、海舶互市新例(1715年)で長崎貿易の額を制限して金銀の流出を抑えようとした。朝鮮通信使の待遇簡素化や閑院宮家の創設も行った。学者による文治政治の典型として、享保の改革の前段に置いて問われる。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「海舶互市新例を定めて長崎貿易を制限し、金銀の海外流出を防ごうとした」。新井白石は1715年の海舶互市新例で長崎へ来航する清船・オランダ船と貿易額を制限し、金銀流出を抑えようとした。正徳の治の対外経済策である。

  • 混同防止「株仲間を積極的に公認して商業を振興した」:株仲間を積極的に公認し運上・冥加を得る政策は田沼意次の時代に代表される。新井白石は貿易制限や良質貨幣への改鋳を進めた。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「参勤交代を廃止した」
新井白石は参勤交代を廃止していない。参勤交代は幕末まで大名統制の基本として存続した。

② ❌ 誤答「キリスト教を公認した」
江戸幕府はキリスト教禁制を維持し、新井白石も公認していない。白石は宣教師シドッチを尋問し『西洋紀聞』を著した。

③ ✅ 正解「海舶互市新例を定めて長崎貿易を制限し、金銀の海外流出を防ごうとした」
新井白石は1715年の海舶互市新例で長崎へ来航する清船・オランダ船と貿易額を制限し、金銀流出を抑えようとした。正徳の治の対外経済策である。

④ ❌ 誤答「株仲間を積極的に公認して商業を振興した」
株仲間を積極的に公認し運上・冥加を得る政策は田沼意次の時代に代表される。新井白石は貿易制限や良質貨幣への改鋳を進めた。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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