JH-C3-12歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(3) 近世の国家・社会の展開と画期

江戸時代の海運について述べた記述として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

河村瑞賢が東廻り・西廻り航路を整え、大坂・江戸間は菱垣廻船や樽廻船が結んだ

背景・因果

17世紀後半、河村瑞賢が東北の年貢米を江戸・大坂へ運ぶ東廻り・西廻り航路を整備した。西廻りは日本海沿岸から下関経由で大坂に至る。大坂・江戸間の南海路では菱垣廻船樽廻船(酒荷中心)が競った。物流網の整備が大坂の「天下の台所」化を支えた。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「河村瑞賢が東廻り・西廻り航路を整え、大坂・江戸間は菱垣廻船や樽廻船が結んだ」。河村瑞賢は17世紀後半に東廻り・西廻り航路を整備し、大坂・江戸間では菱垣廻船や酒荷中心の樽廻船が運航した。海上物流網の対応が正しい。

  • 混同防止「海運は禁止され、物資はすべて陸路で運ばれた」:江戸時代には年貢米や商品を大量輸送する海運が発達した。すべてを陸路で運ぶより海運の方が大量輸送に適していた。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「海運は禁止され、物資はすべて陸路で運ばれた」
江戸時代には年貢米や商品を大量輸送する海運が発達した。すべてを陸路で運ぶより海運の方が大量輸送に適していた。

② ❌ 誤答「西廻り航路は太平洋側を通る航路である」
西廻り航路は日本海沿岸から下関を回り瀬戸内海を経て大坂へ至る。太平洋側を南下するのは東廻り航路である。

③ ❌ 誤答「菱垣廻船は乗客専用の船である」
菱垣廻船は大坂・江戸間で日用品などの貨物を運ぶ商船だった。乗客専用船ではなく、都市消費を支える物資輸送を担った。

④ ✅ 正解「河村瑞賢が東廻り・西廻り航路を整え、大坂・江戸間は菱垣廻船や樽廻船が結んだ」
河村瑞賢は17世紀後半に東廻り・西廻り航路を整備し、大坂・江戸間では菱垣廻船や酒荷中心の樽廻船が運航した。海上物流網の対応が正しい。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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