JT2-C12|歴史総合・日本史探究 対策問題
江戸時代の鉱山について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
佐渡金山などの主要鉱山は幕府が直轄し、貨幣の材料を確保した
背景・因果
佐渡金山・石見銀山・生野銀山などの主要鉱山は幕府直轄(天領)とされ、三貨の材料を供給した。銅は住友の別子銅山が代表で、長崎貿易の主要輸出品となった。
覚えるポイント
17世紀後半に金銀の産出が減り、輸出品が銀→銅→俵物へ変わる流れ(貿易品の変遷)とつなげて問われる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「鉱山は寺社領としてのみ存在した」
鉱山には幕府直轄・藩営などがあり、寺社領だけに限定されない。佐渡金山は代表的な幕府直轄鉱山である。
② ✅ 正解「佐渡金山などの主要鉱山は幕府が直轄し、貨幣の材料を確保した」
佐渡金山・石見銀山など主要鉱山は幕府直轄領となり、金座・銀座で鋳造する貨幣の原料を供給した。鉱山支配は幕府財政と結び付いた。
③ ❌ 誤答「鉱山はすべて外国商人が経営した」
主要鉱山は幕府や諸藩・日本人の山師が経営し、すべてを外国商人が経営したのではない。対外貿易には産出銀も用いられた。
④ ❌ 誤答「鉱山の採掘は法律で禁止されていた」
幕府は貨幣原料と収入を得るため鉱山開発を進めた。採掘を一律に禁止したという説明は政策と逆である。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。