JT2-C13歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(3) 近世の国家・社会の展開と画期

江戸時代の両替商について述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

金・銀・銭の交換や預金・貸付・為替を担い、三井・鴻池などが栄えた

背景・因果

両替商は三貨の交換に加え、預金・貸付・為替による送金を担う金融業者で、江戸の三井、大坂の鴻池などが大名貸しでも栄えた。東の金遣い・西の銀遣いの差が両替の需要を生んだ。

覚えるポイント

中世の土倉・酒屋→近世の両替商→近代の銀行、という金融業の系譜で整理すると通史問題に強くなる。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「金・銀・銭の交換や預金・貸付・為替を担い、三井・鴻池などが栄えた」
両替商は金・銀・銭の交換に加え、預金・貸付・為替を扱う金融業者で、三井・鴻池などの大商人が発展した。三貨間の相場変動が業務の背景にある。

② ❌ 誤答「米の売買だけを行う商人である」
米の売買を専門とする米商人・札差とは異なり、両替商は貨幣交換と金融を担った。米取引だけに限定されない。

③ ❌ 誤答「外国貨幣の発行権を持っていた」
貨幣鋳造・発行権は幕府の金座・銀座・銭座などに属し、両替商が外国貨幣を発行したのではない。

④ ❌ 誤答「両替は寺院だけに許された業務だった」
両替は都市の民間商人が営業した金融業務で、寺院だけの独占業務ではない。幕府の統制を受けつつ広く活動した。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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