JH-C3-10|歴史総合・日本史探究 対策問題
江戸時代の身分と社会について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
武士は苗字・帯刀などの特権をもち、人口の大部分は百姓が占め、えた・ひにんとされた人々への差別も制度化された
背景・因果
武士は苗字・帯刀などの特権をもつ支配身分で、人口の8割以上は百姓だった。かわた(えた)・ひにんとされた人々は居住地や服装まで規制される制度的な差別を受けた。近年の教科書は「士農工商」という単純な上下序列では説明せず、身分ごとの役負担で捉える点にも注意。
覚えるポイント
核となる対応:「武士は苗字・帯刀などの特権をもち、人口の大部分は百姓が占め、えた・ひにんとされた人々への差別も制度化された」。武士は苗字・帯刀などの特権を持つ支配身分で、人口の大半は百姓だった。えた・ひにんとされた人々への居住・職業などの差別も制度化された。
混同防止「身分は毎年の試験によって決められた」:江戸時代の身分は家と職分を基礎に世襲され、毎年の試験で決定されたのではない。個人の成績による身分移動を原則とする制度ではない。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「職業や身分は完全に自由で、差別は存在しなかった」
身分ごとに役負担や職業・居住の規制があり、被差別身分への制度的差別も存在した。完全な職業選択の自由があったとはいえない。
② ✅ 正解「武士は苗字・帯刀などの特権をもち、人口の大部分は百姓が占め、えた・ひにんとされた人々への差別も制度化された」
武士は苗字・帯刀などの特権を持つ支配身分で、人口の大半は百姓だった。えた・ひにんとされた人々への居住・職業などの差別も制度化された。
③ ❌ 誤答「身分は毎年の試験によって決められた」
江戸時代の身分は家と職分を基礎に世襲され、毎年の試験で決定されたのではない。個人の成績による身分移動を原則とする制度ではない。
④ ❌ 誤答「人口の大部分は武士が占めていた」
武士は人口の少数で、8割前後を百姓が占めた。支配身分であることと人口の多数を占めることは同じではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。