JH-C3-09|歴史総合・日本史探究 対策問題
朱印船貿易について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
幕府の朱印状を得た船が東南アジアへ渡航し、各地に日本町が形成された
背景・因果
徳川家康は渡航許可証である朱印状を発行し、朱印船がルソン・安南・シャムなどへ渡航、アユタヤなど各地に日本町が生まれた(山田長政の活躍が有名)。1635年の日本人の海外渡航・帰国の全面禁止で途絶し、「鎖国」体制形成の流れの中で問われる。
覚えるポイント
核となる対応:「幕府の朱印状を得た船が東南アジアへ渡航し、各地に日本町が形成された」。朱印船貿易では幕府の渡航許可証である朱印状を得た日本船が東南アジアへ向かい、アユタヤなどに日本町が形成された。山田長政も関連人物である。
混同防止「朱印船は主にヨーロッパへ直接渡航した」:朱印船の主な航路はルソン・安南・シャムなど東南アジアで、ヨーロッパへ直接向かう航海ではない。南蛮人とはアジアの港でも取引した。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「朱印状は外国船に与えられた入港許可証である」
朱印状は幕府が日本の貿易船に与えた海外渡航許可証である。外国船の日本入港許可証という方向が逆である。
② ✅ 正解「幕府の朱印状を得た船が東南アジアへ渡航し、各地に日本町が形成された」
朱印船貿易では幕府の渡航許可証である朱印状を得た日本船が東南アジアへ向かい、アユタヤなどに日本町が形成された。山田長政も関連人物である。
③ ❌ 誤答「朱印船は主にヨーロッパへ直接渡航した」
朱印船の主な航路はルソン・安南・シャムなど東南アジアで、ヨーロッパへ直接向かう航海ではない。南蛮人とはアジアの港でも取引した。
④ ❌ 誤答「朱印船貿易は明治時代まで続いた」
朱印船貿易は江戸初期に行われ、1635年の日本人海外渡航・帰国禁止で途絶した。明治時代まで継続していない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。