KZ-R8H-01|歴史総合・日本史探究 対策問題
パネル1で、Xは大西洋三角貿易の一部として労働力とされた人々の移動を表す。移動させられたのは主にどの地域の人々か。

解答・解説を見る
正解: 3
正解
アフリカの人々
背景・因果
大西洋三角貿易では、アフリカの人々が奴隷として南北アメリカへ移動させられた。パネルの矢印X(アフリカ→南アメリカ)がこれにあたる。人の強制的な移動が病原体の移動も引き起こした、という図の構造をつかむ。
覚えるポイント
図の矢印は「モノ・人・病原体」の3種類。まず凡例で線の種類を確認し、Xがどの種類か特定してから出発地と到着地を読む。帝国主義期のY(ヨーロッパ人の移動)と混同しない。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「東アジアの人々」
東アジアからの移民は19世紀以降の苦力移動などと関係するが、大西洋奴隷貿易の主要供給地域ではない。
② ❌ 誤答「オセアニアの人々」
オセアニアの人々も植民地主義の影響を受けたが、アフリカ・ヨーロッパ・アメリカを結ぶ大西洋三角貿易のXには対応しない。
③ ✅ 正解「アフリカの人々」
パネル1のXは大西洋を東から西へ渡る強制移動を示し、三角貿易でアフリカからアメリカ大陸へ送られた奴隷化された人々に対応する。移動は本人の意思によるものではなかった。
④ ❌ 誤答「ヨーロッパの人々」
ヨーロッパ人も植民者としてアメリカへ移住したが、三角貿易で労働力として強制輸送された中心集団を示すXとは異なる。
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。