KZ-R7TB-07歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 追・再試験(旧日本史B)

図は木戸孝允が国家のあり方を山にたとえて描いたスケッチで、図1はばらばらに並ぶ低い峰々、図2は朝廷を中心に薩摩・長州・諸府県がまとまった一つの高い山を表している。このスケッチを描いた木戸孝允について述べた記述として最も適切なものはどれか。

KZ-R7TB-07の問題図版
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正解: 4

正解

長州藩出身で、五箇条の誓文の起草に関わり、岩倉使節団にも参加した

背景・因果

木戸孝允(桂小五郎)は長州藩出身。薩長同盟の当事者で、五箇条の誓文の起草に関わり、岩倉使節団の副使も務めた。西郷(薩摩)・大久保(薩摩)とあわせ「維新の三傑」の出身藩と役割を整理する。

覚えるポイント

木戸孝允=長州・五箇条の誓文起草・岩倉使節団副使。西郷(薩摩・西南戦争)・大久保(薩摩・内治優先)との役割対応表を作る。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「薩摩藩出身で、西南戦争を起こした」
薩摩藩出身で西南戦争を起こした人物は西郷隆盛である。木戸孝允は長州藩出身で、西南戦争を率いていない。

② ❌ 誤答「土佐藩出身で、民撰議院設立の建白書を提出した」
土佐藩出身で民撰議院設立の建白書を提出した中心人物は板垣退助である。木戸は自由民権運動のこの建白書の提出者ではない。

③ ❌ 誤答「幕臣出身で、江戸城の無血開城を実現した」
幕臣として西郷隆盛と交渉し江戸城無血開城を実現した人物は勝海舟である。木戸は旧幕臣ではなく長州藩士だった。

④ ✅ 正解「長州藩出身で、五箇条の誓文の起草に関わり、岩倉使節団にも参加した」
木戸孝允は長州藩出身で、五箇条の誓文の起草に関わり、岩倉使節団には副使として参加した。スケッチの中央集権構想も木戸の維新政府での活動とつながる。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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