KZ-R8H-05|歴史総合・日本史探究 対策問題
地図は1986年のチョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所事故による放射性物質の広がりを示す。事故当時、発電所があったウクライナはどの国の一部だったか。

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正解: 3
正解
ソ連
背景・因果
1986年当時、ウクライナはソ連の構成共和国だった。ソ連解体(1991年)後に独立し、CISが結成される。事故はゴルバチョフのペレストロイカ・グラスノスチ(情報公開)の時期と重なる点も問われる。
覚えるポイント
1986年という年号から国家体制を判定する問題。CISはソ連解体(1991年)後の組織なので時代が合わない。「事故の年→ソ連末期→ゴルバチョフ期」まで連想できると強い。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「ロシア帝国」
ロシア帝国は1917年の革命で崩壊した。チェルノブイリ事故はその約69年後のソ連時代である。
② ❌ 誤答「ポーランド」
発電所はウクライナ領内にあり、事故当時もポーランドの一部ではない。地図上の国境を現在と当時で区別する必要がある。
③ ✅ 正解「ソ連」
事故が起きた1986年、ウクライナはウクライナ・ソヴィエト社会主義共和国としてソ連を構成していた。独立はソ連解体過程の1991年である。
④ ❌ 誤答「独立国家共同体(CIS)」
独立国家共同体はソ連解体時の1991年末に成立した。1986年にはまだ存在しない。
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。