KZ-R8H-06歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和8年度 本試験

地図で放射性物質の一部は数日のうちに西ヨーロッパへ達している。ここから言えることとして最も適切なものはどれか。

KZ-R8H-06の問題図版
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正解: 2

正解

環境汚染は国境や政治体制の違いをこえて広がる

背景・因果

放射性雲は東西冷戦の境界に関係なく国境をこえて広がった。環境問題が国際協調を必要とする「現代的な諸課題」であることを、冷戦末期の事故から考えさせる図である。

覚えるポイント

矢印が国境線と無関係に西欧まで延びている点が読みどころ。「〜にとどまった」という限定型の選択肢は、図の広がりと照合して消す。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「環境問題は一国だけで解決できる」
複数国へ拡散した事実から、一国だけの監視・対策では不十分と考えられる。一国だけで解決できるという結論は逆である。

② ✅ 正解「環境汚染は国境や政治体制の違いをこえて広がる」
地図の拡散域が事故地点からソ連国境を越え数日で西ヨーロッパへ及ぶため、大気中の環境汚染は国境・政治体制を越えると分かる。国際協力が必要になる。

③ ❌ 誤答「汚染は社会主義国の領域内にとどまった」
汚染域の色や線が西側諸国まで伸びており、社会主義国領域内だけにとどまったという読みは地図と反する。

④ ❌ 誤答「放射性物質は海をこえて移動しない」
設問の地図は大気による移動を示し、海を含む地理的境界で放射性物質が停止したとは読めない。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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