KZ-R7H-02歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 本試験

地図は、アメリカ軍艦ミシシッピ号の寄港地と、九州から関東へ向けてコレラの流行が広がった時期を示している。長崎から始まった流行が数か月で江戸方面まで達したこの1858年(安政5年)に、日本で結ばれた条約はどれか。

KZ-R7H-02の問題図版
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正解: 3

正解

日米修好通商条約

背景・因果

1858年は日米修好通商条約(安政の五カ国条約)の年で、開港と外国船の往来の拡大が感染症流行の背景となった。開国という政治の変化と疫病という社会の変化を結び付けて問う構成。

覚えるポイント

安政5年(1858年)=日米修好通商条約・安政の大獄の年。和親条約(1854年)との4年差がひっかけの定番。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「下関条約」
下関条約は日清戦争後の1895年に結ばれ、清が台湾などを日本へ割譲した。幕末のコレラ流行年には当たらない。

② ❌ 誤答「日朝修好条規」
日朝修好条規は江華島事件後の1876年に結ばれた朝鮮との条約である。1858年にアメリカと結んだ条約とは国・年代が異なる。

③ ✅ 正解「日米修好通商条約」
地図が示す安政5年、すなわち1858年には日米修好通商条約が結ばれた。開港の拡大と外国船往来の増加は、コレラ流行の社会的背景ともなった。

④ ❌ 誤答「日米和親条約」
日米和親条約はペリー再来航時の1854年に結ばれ、下田・箱館を開いた。設問の1858年より4年前である。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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