KZ-R7HB-06歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 本試験(旧日本史B)

表1は中世遺跡から出土した石臼の数を世紀別に示す。読み取れる傾向として最も適切なものはどれか。

KZ-R7HB-06の問題図版
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正解: 1

正解

16世紀に出土数が急増しており、石臼の普及がうかがえる

背景・因果

表1では大友府内町遺跡(大分)などで16世紀の出土数が急増する。戦国期の都市の発達とともに、粉食・喫茶が庶民の暮らしに定着したことを、考古資料の数量から裏付ける表である。

覚えるポイント

表は世紀ごとの列を横に比較し、急増する列(16世紀)を見つける。数量の変化=生活文化の普及、と読み替える。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「16世紀に出土数が急増しており、石臼の普及がうかがえる」
表1では13〜15世紀に比べて16世紀の石臼出土数が急増している。数量の増加から、都市を中心に粉食や喫茶を支える石臼が普及したと考えられる。

② ❌ 誤答「13世紀が最も多く、以後減少した」
13世紀の出土数は16世紀より少なく、その後減少する傾向でもない。世紀別の数値を横に比べると16世紀が最大である。

③ ❌ 誤答「どの世紀も出土数は同じである」
各世紀の出土数には明確な差があり、とくに16世紀が大きく伸びている。すべて同数という説明は表の数量を無視している。

④ ❌ 誤答「石臼は17世紀に初めて出現した」
表には13〜16世紀の石臼が示されているため、17世紀に初めて出現したとはいえない。16世紀にはすでに多数が出土している。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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