KZ-R7TB-02歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 追・再試験(旧日本史B)

グラフは各遺跡から出土した輸入陶磁器量の推移を示し、II期(1200年代)が最も多い。この時期の陶磁器輸入を支えた貿易はどれか。

KZ-R7TB-02の問題図版
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正解: 1

正解

日宋・日元間の民間貿易

背景・因果

1200年代(鎌倉時代)の中国陶磁器の流入は、日宋・日元間の活発な民間貿易によるものである。勘合貿易は15世紀、南蛮貿易は16世紀半ば以降、渤海は10世紀に滅亡しており時期が合わない。

覚えるポイント

グラフの期のラベル(II期=1200年代)を必ず確認。渤海は10世紀に滅亡しているので、時代の合わない選択肢として消せる。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「日宋・日元間の民間貿易」
グラフのII期は1200年代なので、鎌倉時代の日宋・日元間の民間貿易が輸入陶磁器の流入を支えた。年代ラベルと貿易の時期が一致する。

② ❌ 誤答「勘合貿易」
勘合貿易は足利義満が明と始めた15世紀初めの貿易である。1200年代の出土量増加より約200年遅い。

③ ❌ 誤答「南蛮貿易」
南蛮貿易はポルトガル人などが来航した16世紀半ば以降に活発化した。II期の1200年代には当てはまらない。

④ ❌ 誤答「渤海との使節往来」
渤海との使節往来は8〜10世紀で、渤海は926年に滅亡した。1200年代の中国陶磁器輸入を支えた関係ではない。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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