KZ-R8H-04歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和8年度 本試験

表1から読み取れる、各国のマラリア研究に共通する性格として最も適切なものはどれか。

KZ-R8H-04の問題図版
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正解: 4

正解

自国の植民地や勢力圏の経営と結び付いて研究が進められた

背景・因果

イギリスはアフリカ・インド、日本は台湾、アメリカはパナマ運河地帯と、いずれも自国の植民地・勢力圏が対象である。感染症対策が帝国主義的な拡張を支えた、という「科学と政治」の関係を読み取らせる表になっている。

覚えるポイント

表は「国名・時期・研究対象地域」を縦に見比べる。3か国とも対象が自国の植民地・勢力圏という共通点に気づけるかが勝負。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「純粋に学問的な関心のみで、政治とは無関係に行われた」
対象地域が各国の植民地・勢力圏と対応しているため、政治・統治と無関係な純粋学問だけとは説明できない。表の地域欄が反証となる。

② ❌ 誤答「国際機関が主導し、各国は関与しなかった」
表には各国の研究者・植民地が個別に示され、国際機関だけが主導して各国が関与しなかったとは読めない。

③ ❌ 誤答「研究対象はすべてヨーロッパ国内の地域だった」
表の対象には台湾やアフリカなどヨーロッパ域外が含まれる。すべてヨーロッパ国内という説明は地名欄と一致しない。

④ ✅ 正解「自国の植民地や勢力圏の経営と結び付いて研究が進められた」
表1で各国の研究者と研究対象地域を横に対応させると、自国の植民地・勢力圏でマラリア研究が行われている。医学研究が植民地の軍事・行政・労働力維持と結び付いたと読める。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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