JT2-D34歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(4) 現代の日本の課題の探究

1980年代の日米貿易摩擦について述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

自動車などの対米輸出をめぐり批判が高まり、輸出自主規制や現地生産が進んだ

背景・因果

対米黒字の拡大で自動車・半導体などをめぐる貿易摩擦が激化し、日本は輸出自主規制や米国での現地生産、市場開放(牛肉・オレンジ自由化)で対応した。プラザ合意もこの文脈にある。

覚えるポイント

「摩擦→円高(プラザ合意)→海外生産・バブル」という1980年代の因果の鎖を一本で説明できるようにする。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「自動車などの対米輸出をめぐり批判が高まり、輸出自主規制や現地生産が進んだ」
日本の自動車・電機などの対米輸出超過が批判され、自動車の輸出自主規制やアメリカでの現地生産が進んだ。日米間の貿易不均衡への対応である。

② ❌ 誤答「日本の輸入超過が問題とされた」
問題視されたのは日本の対米輸出超過とアメリカの対日赤字である。日本の輸入超過が摩擦の中心ではない。

③ ❌ 誤答「摩擦の対象は農産物だけだった」
摩擦は自動車・半導体・電機・鉄鋼など多分野に及び、農産物だけに限定されない。市場開放要求も広範だった。

④ ❌ 誤答「この摩擦で日米安保条約が破棄された」
貿易交渉や自主規制は行われたが、日米安全保障条約は破棄されていない。経済摩擦と安全保障同盟は併存した。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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