JT3-A25|歴史総合・日本史探究 対策問題
1167年に武士として初めて太政大臣となり、日宋貿易を推進した人物はだれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
平清盛
背景・因果
保元・平治の乱に勝利した平清盛は1167年、武士として初めて太政大臣に就任した。娘徳子を高倉天皇の中宮とする外戚政策をとる一方、摂津の大輪田泊を修築して日宋貿易を推進し、宋銭や宋の文物が大量に流入した。
覚えるポイント
「平氏政権は武家政権の先駆けだが、手法は外戚政策など貴族的」という二面性が問われる。宋銭の流入が鎌倉時代の貨幣経済につながる点も重要。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「平将門」
平将門は939年に関東で反乱を起こし新皇を称した人物で、12世紀の平氏政権の平清盛とは異なる。
② ❌ 誤答「藤原道長」
藤原道長は11世紀初めに外戚として摂関政治の全盛を築いた公家である。武士初の太政大臣でも日宋貿易の推進者でもない。
③ ✅ 正解「平清盛」
平清盛は保元・平治の乱後に台頭し、1167年に武士初の太政大臣となった。大輪田泊を修築して日宋貿易を進め、宋銭流入を促した。
④ ❌ 誤答「源頼朝」
源頼朝は1185年に守護・地頭設置を認めさせ、1192年に征夷大将軍となった。太政大臣として日宋貿易を進めた人物ではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。