JH-A3-08|歴史総合・日本史探究 対策問題
平安時代初期の仏教について、人物と宗派・寺院の組合せとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
最澄=天台宗・比叡山延暦寺/空海=真言宗・高野山金剛峯寺
背景・因果
ともに唐へ渡って学び、最澄は天台宗を開いて比叡山に延暦寺を、空海は真言宗を開いて高野山に金剛峯寺を建てた。加持祈祷を重んじる密教は貴族社会に広まった。延暦寺はのちに多くの鎌倉新仏教の開祖を輩出する「仏教の総合大学」となる。
覚えるポイント
核となる対応:「最澄=天台宗・比叡山延暦寺/空海=真言宗・高野山金剛峯寺」。最澄は唐で学んで天台宗を開き比叡山延暦寺を拠点とし、空海は真言宗を開き高野山金剛峯寺を拠点とした。人物・宗派・寺院の三つが一致する。
混同防止「最澄=真言宗・高野山金剛峯寺/空海=天台宗・比叡山延暦寺」:最澄と空海の宗派・寺院が入れ替わっている。最澄は天台宗・延暦寺、空海は真言宗・金剛峯寺である。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「最澄=天台宗・比叡山延暦寺/空海=真言宗・高野山金剛峯寺」
最澄は唐で学んで天台宗を開き比叡山延暦寺を拠点とし、空海は真言宗を開き高野山金剛峯寺を拠点とした。人物・宗派・寺院の三つが一致する。
② ❌ 誤答「最澄=真言宗・高野山金剛峯寺/空海=天台宗・比叡山延暦寺」
最澄と空海の宗派・寺院が入れ替わっている。最澄は天台宗・延暦寺、空海は真言宗・金剛峯寺である。
③ ❌ 誤答「最澄=浄土宗・知恩院/空海=曹洞宗・永平寺」
浄土宗の開祖は法然、曹洞宗の開祖は道元で、いずれも鎌倉新仏教に属する。最澄・空海は平安初期の天台宗・真言宗である。
④ ❌ 誤答「最澄=法相宗・興福寺/空海=華厳宗・東大寺」
法相宗・華厳宗は奈良仏教の宗派で、興福寺・東大寺との寺院対応自体は近いが、最澄・空海の開いた宗派ではない。人物との対応が誤りである。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。