JT2-B24歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究B 中世の日本と世界(3) 中世の国家・社会の展開と画期

鎌倉の禅宗寺院と開山の組合せとして正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

建長寺=蘭渓道隆/円覚寺=無学祖元

背景・因果

北条時頼が招いた蘭渓道隆建長寺を、北条時宗が招いた無学祖元円覚寺を開いた。南宋からの渡来僧が、武士の帰依を受けて鎌倉に本格的な禅をもたらした。

覚えるポイント

「時頼=建長寺・時宗=円覚寺」と執権とセットで覚える。円覚寺舎利殿は禅宗様建築の代表として写真問題に出る。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「建長寺=栄西/円覚寺=道元」
栄西は臨済宗を伝えて建仁寺を開き、道元は曹洞宗を開いて永平寺を拠点とした人物である。建長寺の開山は蘭渓道隆、円覚寺の開山は無学祖元なので、寺院との組合せが違う。

② ❌ 誤答「建長寺=夢窓疎石/円覚寺=一遍」
夢窓疎石は室町初期に足利尊氏らの帰依を受け、天龍寺や西芳寺で知られる禅僧である。一遍は時宗の開祖であり、建長寺・円覚寺のいずれの開山でもない。

③ ❌ 誤答「建長寺=法然/円覚寺=親鸞」
法然は浄土宗、親鸞は浄土真宗の祖であり、鎌倉の臨済宗寺院の開山ではない。建長寺には蘭渓道隆、円覚寺には無学祖元という南宋出身の禅僧が対応する。

④ ✅ 正解「建長寺=蘭渓道隆/円覚寺=無学祖元」
建長寺は北条時頼が1253年に建立し、南宋から招いた蘭渓道隆を開山とした。円覚寺は北条時宗が1282年に建立し、元寇の戦没者を弔うため無学祖元を開山に迎えた。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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