JH-B3-09|歴史総合・日本史探究 対策問題
鎌倉時代後期の政治について述べた記述として最も適切なものはどれか。
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正解: 3
正解
北条氏嫡流の得宗の勢力が強まり、内管領ら側近が実権を握る得宗専制政治となった
背景・因果
元寇後、北条氏嫡流の得宗に権力が集中し、家臣である御内人・内管領が幕政を左右する得宗専制となった(霜月騒動で有力御家人安達氏が滅ぼされる)。畿内では悪党と呼ばれる新興武士が荘園を侵し、幕府の支配は動揺していく。
覚えるポイント
核となる対応:「北条氏嫡流の得宗の勢力が強まり、内管領ら側近が実権を握る得宗専制政治となった」。鎌倉後期には北条氏嫡流の得宗へ権力が集中し、御内人や内管領が幕政を左右する得宗専制となった。霜月騒動が権力集中を示す。
混同防止「将軍の権力が強化され、執権は廃止された」:鎌倉後期の将軍は実権を持たず、北条氏の執権・得宗が権力を強めた。執権が廃止され将軍親政になったのではない。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「御家人の合議制が強まり、北条氏は没落した」
有力御家人の合議は後退し、北条得宗家と側近へ権力が集中した。北条氏がこの時期に没落したという説明は逆である。
② ❌ 誤答「朝廷が幕府を吸収して公家一統の政治が実現した」
朝廷と幕府は別の統治機構として存続し、公家一統の政治は実現していない。幕府滅亡後に建武の新政が始まるのは1333年以降である。
③ ✅ 正解「北条氏嫡流の得宗の勢力が強まり、内管領ら側近が実権を握る得宗専制政治となった」
鎌倉後期には北条氏嫡流の得宗へ権力が集中し、御内人や内管領が幕政を左右する得宗専制となった。霜月騒動が権力集中を示す。
④ ❌ 誤答「将軍の権力が強化され、執権は廃止された」
鎌倉後期の将軍は実権を持たず、北条氏の執権・得宗が権力を強めた。執権が廃止され将軍親政になったのではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。