JH-B3-08|歴史総合・日本史探究 対策問題
鎌倉文化について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
東大寺南大門の金剛力士像など力強い彫刻が作られ、『平家物語』が琵琶法師によって語られた
背景・因果
鎌倉文化は武士の気風を反映した力強さが特徴で、運慶・快慶らの東大寺南大門金剛力士像、重源による東大寺再建(大仏様)が代表。文学では『平家物語』が琵琶法師の平曲として文字を読めない人々にも広まり、和歌では『新古今和歌集』が編まれた。
覚えるポイント
核となる対応:「東大寺南大門の金剛力士像など力強い彫刻が作られ、『平家物語』が琵琶法師によって語られた」。運慶・快慶らの金剛力士像は鎌倉彫刻の力強い写実性を示し、『平家物語』は琵琶法師の平曲として広まった。文化と作品の対応が正しい。
混同防止「寝殿造の邸宅とかな文学が最盛期を迎えた」:寝殿造とかな文学の最盛期は平安中期の国風文化に対応する。鎌倉期には武家造や新仏教、写実的彫刻が特色となる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「寝殿造の邸宅とかな文学が最盛期を迎えた」
寝殿造とかな文学の最盛期は平安中期の国風文化に対応する。鎌倉期には武家造や新仏教、写実的彫刻が特色となる。
② ❌ 誤答「茶の湯と枯山水の庭園が大成された」
茶の湯や枯山水が発展したのは室町時代、とくに東山文化である。鎌倉文化の代表としては時代が後すぎる。
③ ❌ 誤答「浮世絵の錦絵が庶民に広まった」
多色刷りの錦絵が庶民に広まったのは江戸時代中期以降である。鎌倉時代には木版浮世絵そのものが成立していない。
④ ✅ 正解「東大寺南大門の金剛力士像など力強い彫刻が作られ、『平家物語』が琵琶法師によって語られた」
運慶・快慶らの金剛力士像は鎌倉彫刻の力強い写実性を示し、『平家物語』は琵琶法師の平曲として広まった。文化と作品の対応が正しい。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。