JH-A3-09歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(3) 古代の国家・社会の展開と画期

国風文化について述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

かな文字が発達し、『源氏物語』や『枕草子』などの文学が生まれた

背景・因果

9世紀末の遣唐使派遣停止(菅原道真の建議、894年)前後から、大陸文化を消化した国風文化が栄えた。かな文字の発達により紫式部『源氏物語』・清少納言『枕草子』が生まれ、住宅は寝殿造、絵画は大和絵が発達した。浄土教の流行(平等院鳳凰堂)もこの流れにある。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「かな文字が発達し、『源氏物語』や『枕草子』などの文学が生まれた」。平安中期にはかな文字が発達し、紫式部の『源氏物語』や清少納言の『枕草子』が生まれた。大陸文化を日本の生活に合わせて消化した国風文化の代表である。

  • 混同防止「遣唐使が最も盛んな時期の、唐風一色の文化である」:国風文化は遣唐使が最盛だった時期の唐風文化そのものではない。894年の派遣停止前後から大陸文化を独自に消化した文化が発達した。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「遣唐使が最も盛んな時期の、唐風一色の文化である」
国風文化は遣唐使が最盛だった時期の唐風文化そのものではない。894年の派遣停止前後から大陸文化を独自に消化した文化が発達した。

② ❌ 誤答「武士の質実剛健な気風を反映した文化である」
武士の質実剛健な気風を反映するのは鎌倉文化の説明である。国風文化の主な担い手は平安貴族で、かな文学や寝殿造が特徴となる。

③ ❌ 誤答「南蛮貿易の影響を強く受けた文化である」
南蛮貿易とキリスト教の影響が現れる南蛮文化は16世紀の安土桃山文化に属する。国風文化は10〜11世紀頃の平安文化である。

④ ✅ 正解「かな文字が発達し、『源氏物語』や『枕草子』などの文学が生まれた」
平安中期にはかな文字が発達し、紫式部の『源氏物語』や清少納言の『枕草子』が生まれた。大陸文化を日本の生活に合わせて消化した国風文化の代表である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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