JT3-A23|歴史総合・日本史探究 対策問題
国風文化について述べた文として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
かな文字が発達し、『源氏物語』などの女流文学が生まれた
背景・因果
10〜11世紀、大陸文化を消化・吸収したうえで日本の風土や感情に合った国風文化が栄えた。かな文字の発達により紫式部『源氏物語』、清少納言『枕草子』などの女流文学が生まれ、寝殿造や大和絵も発達した。
覚えるポイント
「遣唐使停止(894年)で大陸文化が断絶した」は誤り。宋の商人による貿易は続いており、「唐風を土台にした和様化」と理解するのが現在の教科書の立場。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「かな文字が発達し、『源氏物語』などの女流文学が生まれた」
10〜11世紀にはかな文字が発達し、紫式部『源氏物語』や清少納言『枕草子』など女流文学が生まれた。大陸文化を消化した国風文化の代表である。
② ❌ 誤答「唐の文化をそのまま模倣することが最重視された」
国風文化は唐文化の単純模倣ではなく、日本の風土・貴族生活に合わせた和様化を特徴とする。大和絵や寝殿造も発達した。
③ ❌ 誤答「水墨画と枯山水の庭園が流行した」
水墨画・枯山水は禅宗の影響を受けた室町時代、とくに東山文化の代表である。平安中期の国風文化ではない。
④ ❌ 誤答「南蛮貿易の影響で西洋画が描かれた」
南蛮貿易と西洋画の影響は16世紀後半の安土桃山文化に属する。国風文化より約五世紀後である。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。