JT3-A15歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(3) 古代の国家・社会の展開と画期

701年に完成した大宝律令について述べた文として正しいものはどれか。

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正解: 4

正解

刑部親王や藤原不比等らが編纂し、律と令がそろって整備された

背景・因果

大宝律令(701年)は刑部親王・藤原不比等らが編纂し、刑罰法の律と行政法の令がそろった本格的な律令として完成した。これにより二官八省の中央官制、国郡里制、班田収授、租庸調の税制など律令国家の骨格が定まった。

覚えるポイント

唐の制度を手本にしつつ、神祇官の設置など日本の実情に合わせた修正がある点が「そのまま翻訳」との違い。養老律令(718年編纂・757年施行)との区別も。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「聖徳太子が編纂した日本最初の成文法である」
厩戸王が推古朝に定めたのは憲法十七条で、律令法典ではない。大宝律令は文武天皇期の701年に成立した。

② ❌ 誤答「唐の律令をそのまま翻訳しただけで独自の修正はなかった」
唐律令を手本としたが、神祇官を太政官と並べるなど日本の政治・社会に合わせて修正した。単純な逐語翻訳ではない。

③ ❌ 誤答「武家社会の慣習をまとめた法典である」
武家社会の慣習をまとめた法典は1232年の御成敗式目などである。大宝律令は古代国家の官制・刑罰・税制を定めた。

④ ✅ 正解「刑部親王や藤原不比等らが編纂し、律と令がそろって整備された」
大宝律令は701年、刑部親王・藤原不比等らが編纂し、刑罰法の律と行政法の令をそろえた。二官八省や国郡里制など律令国家の骨格を整えた。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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