JT3-C04歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(1) 近世への転換と歴史的環境

1637年に九州で起こり、鎖国体制完成の契機となった一揆はどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

島原の乱(島原・天草一揆)

背景・因果

1637年、圧政とキリシタン弾圧に苦しむ島原・天草の農民らは天草四郎(益田時貞)を首領に蜂起し、原城跡に籠城して幕府軍と戦った(島原の乱)。鎮圧後、幕府はキリスト教禁圧を徹底するため1639年にポルトガル船の来航を禁じ、1641年にオランダ商館を平戸から出島へ移して、いわゆる鎖国体制が完成した。

覚えるポイント

「島原の乱(1637年)→ポルトガル船来航禁止(1639年)→出島移転(1641年)」の3段階の順序が整序問題の超定番。絵踏・寺請制度もセットで。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「加賀の一向一揆」
加賀の一向一揆は1488年に守護富樫政親を倒し、戦国期に約1世紀の自治を行った。江戸初期の一揆ではない。

② ❌ 誤答「正長の土一揆」
正長の土一揆は1428年に畿内近国で起こった徳政要求の一揆である。島原の乱より約200年前である。

③ ❌ 誤答「大塩の乱」
大塩の乱は1837年に大坂で大塩平八郎が起こした武装蜂起である。鎖国完成後の幕末に近い事件である。

④ ✅ 正解「島原の乱(島原・天草一揆)」
島原・天草一揆は1637〜38年、重税とキリスト教弾圧を背景に起こった。鎮圧後、幕府はポルトガル船来航を禁じ鎖国体制を完成させた。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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