JT3-C03|歴史総合・日本史探究 対策問題
参勤交代の制度について述べた文として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
大名は原則1年おきに江戸と国元を往復し、妻子は江戸に住まわせた
背景・因果
1635年の武家諸法度寛永令で制度化された参勤交代により、大名は原則1年交代で江戸と国元を往復し、妻子は人質として江戸に常住した。大名行列と江戸屋敷の維持は藩財政の大きな負担となる一方、街道や宿場町の発達、江戸の巨大都市化を促した。
覚えるポイント
「大名統制」だけでなく「交通・都市・文化への副次効果」を問うのが共通テスト流。享保の改革で上げ米の代償に在府期間が半年に緩和された(後に復旧)ことも差がつく知識。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「大名は原則1年おきに江戸と国元を往復し、妻子は江戸に住まわせた」
参勤交代は大名が原則1年交代で江戸と国元に居住し、妻子を江戸へ住まわせる制度だった。往復・江戸屋敷費用は大名財政も圧迫した。
② ❌ 誤答「大名は毎年正月のみ江戸に集まればよかった」
正月だけ出府する制度ではなく、江戸と国元で原則1年ずつ生活した。街道・宿場の発達にも影響した。
③ ❌ 誤答「外様大名だけに課された制度である」
外様大名だけでなく、親藩・譜代を含む大名全体が原則として対象だった。藩による時期・期間の違いはあっても身分区分限定ではない。
④ ❌ 誤答「大名の妻子は国元に置くことが義務づけられた」
妻子は人質的な意味を持って江戸常住を求められた。国元に置く義務という説明は逆である。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。