JT3-C02|歴史総合・日本史探究 対策問題
1615年に幕府が大名統制のために初めて発布した法令はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
武家諸法度(元和令)
背景・因果
大坂夏の陣で豊臣氏を滅ぼした直後の1615年、幕府は**武家諸法度(元和令)**を発布し、城の新築禁止・無断修理の禁止、大名間の私的婚姻の禁止などを定めた。違反した大名は改易(領地没収)などで厳しく処罰された。同年には一国一城令、朝廷向けには禁中並公家諸法度も出された。
覚えるポイント
参勤交代の制度化は1635年の寛永令(3代家光)から。「元和令=秀忠の名で発布」「寛永令=参勤交代追加」の区別が最頻出。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「公事方御定書」
公事方御定書は1742年に徳川吉宗が裁判・刑罰の基準として制定した。元和令より127年後である。
② ✅ 正解「武家諸法度(元和令)」
武家諸法度の元和令は1615年に大名へ発布され、城郭修築・婚姻などを統制した。以後、将軍代替わりごとに改定された。
③ ❌ 誤答「御成敗式目」
御成敗式目は1232年に鎌倉幕府の北条泰時が制定した武家法である。江戸幕府が大名統制のため初めて出した法令ではない。
④ ❌ 誤答「禁中並公家諸法度」
禁中並公家諸法度も1615年制定だが、対象は天皇・公家である。大名統制を目的とした法令は武家諸法度である。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。