JH-C3-07歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(3) 近世の国家・社会の展開と画期

江戸幕府の大名配置について述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

親藩・譜代を要地に置き、関ヶ原前後に従った外様は遠隔地に配置した

背景・因果

大名は徳川一門の親藩(御三家など)、古くからの家臣の譜代、関ヶ原の戦い前後に従った外様に区分され、譜代は要地に、外様は九州・東北など遠隔地に配置された。武家諸法度違反や無嗣を理由とする改易・転封が、幕府の統制力を支えた。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「親藩・譜代を要地に置き、関ヶ原前後に従った外様は遠隔地に配置した」。幕府は親藩・譜代を江戸周辺や交通・軍事の要地に置き、外様大名を東北・九州など遠隔地へ配置した。大名区分を利用した統制策である。

  • 混同防止「外様大名を江戸の周辺に集めて監視した」:江戸周辺や重要拠点には主に譜代・親藩が置かれた。外様を江戸周辺へ集めたのではなく、原則として遠隔地に配置した。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「外様大名を江戸の周辺に集めて監視した」
江戸周辺や重要拠点には主に譜代・親藩が置かれた。外様を江戸周辺へ集めたのではなく、原則として遠隔地に配置した。

② ❌ 誤答「大名の配置は くじ引きで決められた」
大名配置は徳川政権の安全保障と全国支配を考えた政治的配置であり、無作為なくじ引きではない。転封や改易も統制手段だった。

③ ❌ 誤答「すべての大名が自由に領地を選べた」
大名は幕府から領地を安堵・配置され、自由に領地を選べなかった。幕府は要地支配を優先して転封も命じた。

④ ✅ 正解「親藩・譜代を要地に置き、関ヶ原前後に従った外様は遠隔地に配置した」
幕府は親藩・譜代を江戸周辺や交通・軍事の要地に置き、外様大名を東北・九州など遠隔地へ配置した。大名区分を利用した統制策である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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