JT3-A24|歴史総合・日本史探究 対策問題
1086年に堀河天皇へ譲位した後も上皇として政治の実権を握り、院政を始めた人物はだれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
白河上皇
背景・因果
白河天皇は1086年に幼い堀河天皇へ譲位し、自らは上皇(院)として院政を始めた。院は摂関家の力を抑え、北面の武士を置いて軍事力も握った。院政は白河・鳥羽・後白河の3上皇で約100年続き、武士が中央政界へ進出する舞台となった。
覚えるポイント
院政の前提として、摂関家を外戚としない後三条天皇の親政(延久の荘園整理令)がある。「後三条→白河」の流れで問われることが多い。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「後白河上皇」
後白河上皇は12世紀後半に院政を行い、平清盛・源頼朝ら武士と関係した。1086年に最初の院政を始めた人物ではない。
② ❌ 誤答「後三条天皇」
後三条天皇は摂関家を外戚とせず親政を行い、延久の荘園整理令で院政の基盤を作った。院政を開始したのは次の白河上皇である。
③ ❌ 誤答「鳥羽上皇」
鳥羽上皇は白河上皇の後に院政を担った人物である。1086年に堀河天皇へ譲位した本人ではない。
④ ✅ 正解「白河上皇」
白河天皇は1086年に幼い堀河天皇へ譲位し、白河上皇として院庁・北面の武士を用いて院政を始めた。摂関家を抑え政治の実権を握った。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。