JT3-D55|歴史総合・日本史探究 対策問題
大正〜昭和初期の大衆文化について述べた文として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
1925年にラジオ放送が始まり、新聞・雑誌とともに大衆メディアが発達した
背景・因果
1925年に東京・大阪・名古屋でラジオ放送が始まり、翌年日本放送協会(NHK)が設立された。1冊1円の円本や岩波文庫、発行部数100万を超える『キング』などの大衆雑誌、無声映画(活動写真)も普及し、都市の大衆文化が花開いた。
覚えるポイント
「ラジオ=1925年=普通選挙法と同年」で覚えると年代問題に強い。テレビ放送開始は1953年。モダンガール(モガ)、円本、文化住宅などのキーワードは写真資料とともに問われる。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「1925年にラジオ放送が始まり、新聞・雑誌とともに大衆メディアが発達した」
1925年に東京・大阪・名古屋でラジオ放送が始まり、新聞・雑誌・映画とともに大衆メディアが発達した。都市化と識字率向上を背景に大衆文化が広がった。
② ❌ 誤答「テレビ放送が大正期に始まった」
日本でテレビの本放送が始まったのは1953年で、1926年までの大正期ではない。大正末から昭和初期に普及した放送媒体はラジオである。
③ ❌ 誤答「活字メディアは検閲により全廃された」
出版物は検閲を受けたが全廃されず、新聞や円本、大衆雑誌が大量に読まれた。検閲の存在と活字文化の消滅は同じではない。
④ ❌ 誤答「映画は戦後になって初めて上映された」
映画は明治期から日本で上映され、大正〜昭和初期には活動写真として大衆娯楽になった。戦後に初めて登場したものではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。