JT3-D54|歴史総合・日本史探究 対策問題
1911年に平塚らいてうらが創刊した雑誌と、その創刊の辞の組合せとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
『青鞜』・「元始、女性は実に太陽であった」
背景・因果
平塚らいてうは1911年、女性文学者の団体青鞜社を結成して雑誌**『青鞜』**を創刊し、「元始、女性は実に太陽であった」の一文で、太陽(自ら輝く存在)だった女性が月(他に頼って輝く存在)にされてきたと訴えた。女性解放運動の出発点とされる。
覚えるポイント
「天は人の上に…」は福沢諭吉『学問のすゝめ』、「人の世に熱あれ…」は全国水平社宣言(1922年)。名文句と出典の組合せ問題は資料問題の定番中の定番。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「『中央公論』・「広ク会議ヲ興シ」」
『中央公論』は『反省会雑誌』を前身とする総合雑誌である。「広ク会議ヲ興シ」は1868年の五箇条の誓文の第一条で、創刊の辞ではない。
② ✅ 正解「『青鞜』・「元始、女性は実に太陽であった」」
平塚らいてうらは1911年に女性文学者の雑誌『青鞜』を創刊し、創刊の辞で「元始、女性は実に太陽であった」と宣言した。女性解放運動の出発点となった。
③ ❌ 誤答「『明六雑誌』・「天は人の上に人を造らず」」
『明六雑誌』は明六社が1874年に創刊した啓蒙雑誌である。「天は人の上に人を造らず」は福沢諭吉『学問のすゝめ』冒頭の言葉で、組合せが一致しない。
④ ❌ 誤答「『太陽』・「人の世に熱あれ、人間に光あれ」」
総合雑誌『太陽』は博文館が1895年に創刊した。「人の世に熱あれ、人間に光あれ」は1922年の全国水平社宣言の結びである。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。