JT2-D08歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(2) 歴史資料と近代の展望

辛亥革命(1911年)に対する日本の対応として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

権益の維持を優先して列強と協調し、成立した袁世凱政権と向き合った

背景・因果

辛亥革命で清が倒れると、日本は満州権益の維持を最優先に列強と協調して対応し、実権を握った袁世凱政権と向き合った。孫文ら革命派を支援した宮崎滔天のような民間人もいた。

覚えるポイント

第一次大戦中の二十一カ条の要求(1915年・対袁世凱)への伏線として整理。政府の路線と民間の支援者の違いも問われる。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「直ちに大軍を送って革命を鎮圧した」
日本軍が大規模派兵して革命を直ちに鎮圧したのではない。国内には孫文ら革命派を支援する民間人もいた。

② ❌ 誤答「清朝の復活を軍事力で実現した」
清朝は1912年に滅亡し、日本が軍事力で復活させていない。日本は新しい袁世凱政権との権益交渉へ移った。

③ ❌ 誤答「中華民国と同盟条約を結んだ」
中華民国成立直後に包括的な日中同盟条約を結んだのではない。のちに日本は二十一カ条の要求などで権益拡大を迫った。

④ ✅ 正解「権益の維持を優先して列強と協調し、成立した袁世凱政権と向き合った」
辛亥革命に際し、日本政府は中国での既得権維持を優先して列強と協調し、清に代わって成立した袁世凱の中華民国政府と関係を結んだ。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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