JT3-D19|歴史総合・日本史探究 対策問題
大正期の社会運動について述べた文として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
平塚らいてうらが新婦人協会を設立し、女性の政治参加を求めた
背景・因果
大正デモクラシーの高揚のなか、平塚らいてう(雑誌『青鞜』の創刊者)と市川房枝らは1920年に新婦人協会を設立し、女性の政治集会参加を禁じた治安警察法第5条の改正を実現した。1922年には被差別部落の人々が全国水平社を結成し、「人の世に熱あれ、人間に光あれ」の宣言を発した。
覚えるポイント
『青鞜』創刊の辞「元始、女性は実に太陽であった」と水平社宣言は資料問題の二大定番。友愛会→日本労働総同盟の労働運動の発展も同じ文脈で出る。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「平塚らいてうらが新婦人協会を設立し、女性の政治参加を求めた」
平塚らいてうは市川房枝らと1920年に新婦人協会を設立し、女性の政治集会参加を禁じた治安警察法第5条改正などを求めた。
② ❌ 誤答「労働組合の結成は法律で全面禁止されていた」
労働組合は弾圧・制限を受けたが全面的に結成禁止ではなく、友愛会や日本労働総同盟などが活動した。
③ ❌ 誤答「部落差別の解消を求める運動は起こらなかった」
部落差別解消を求めて1922年に全国水平社が結成された。運動が起こらなかったという説明は具体的事実に反する。
④ ❌ 誤答「社会運動はすべて政府が主導した」
女性・労働者・被差別部落住民など当事者が自主的に運動を組織した。すべてが政府主導だったのではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。