JT3-D18歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(3) 近現代の地域・日本と世界の画期と構造

1918年のシベリア出兵を見越した米の買い占めによって起こった騒動の説明として正しいものはどれか。

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正解: 2

正解

富山県の女性たちの行動をきっかけに米騒動が全国へ広がった

背景・因果

シベリア出兵をあてこんだ米の買い占め・売り惜しみで米価が急騰すると、1918年7月、富山県の漁村の女性たちが米の移出阻止と安売りを求めて行動を起こし、新聞報道を通じて米騒動は全国約70万人規模に拡大した。軍隊まで出動した責任を取って寺内正毅内閣は総辞職し、原敬の政党内閣が成立した。

覚えるポイント

「富山の女性から始まった」という出発点と「寺内内閣退陣→原内閣成立」という政治的帰結の両方が頻出。シベリア出兵との因果を必ずセットで。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「騒動の結果、米価は直ちに半額へ下がった」
政府の米放出などで価格は抑えられたが、騒動だけで直ちに全国米価が半額になったわけではない。結果の断定が過大である。

② ✅ 正解「富山県の女性たちの行動をきっかけに米騒動が全国へ広がった」
1918年、シベリア出兵を見越した商人の米買占めで価格が高騰し、富山県の女性たちによる米の県外移出阻止・安売り要求から全国へ米騒動が広がった。

③ ❌ 誤答「東京の学生デモから始まり地方へ広がった」
東京の学生運動ではなく、富山県沿岸部の主婦・女性たちの行動が発端として知られる。地方から都市へ全国化した。

④ ❌ 誤答「政府の呼びかけで組織された運動である」
政府が組織した運動ではなく、生活を圧迫された民衆の自発的抗議だった。寺内正毅内閣は対応できず総辞職した。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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