RS3-029|歴史総合・日本史探究 対策問題
1918年の米騒動の後に成立した原敬内閣の特徴として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
陸海軍・外務以外の閣僚を立憲政友会党員で固めた本格的政党内閣だった
背景・因果
米騒動で寺内正毅内閣が倒れた後、立憲政友会総裁の原敬が組閣し、陸・海・外相以外を党員で占める本格的政党内閣が初めて成立した。原は爵位を持たない「平民宰相」と呼ばれたが、普通選挙の導入には慎重だった。
覚えるポイント
「米騒動→原内閣」の因果は最頻出。原は普選に反対(納税資格を3円に引下げ)した点も、イメージとのずれを突く引っかけとして出る。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「陸海軍・外務以外の閣僚を立憲政友会党員で固めた本格的政党内閣だった」
原敬内閣は陸軍・海軍・外務の3大臣を除く閣僚を立憲政友会員で構成した本格的政党内閣だった。原は爵位を持たない「平民宰相」と呼ばれた。
② ❌ 誤答「藩閥官僚のみで構成された超然内閣だった」
藩閥官僚だけで議会政党から距離を置く超然内閣ではなく、衆議院多数党の政友会を基盤とした。
③ ❌ 誤答「日本最初の社会主義政党内閣だった」
原内閣は立憲政友会の政党内閣で、日本最初の社会主義政党内閣ではない。社会主義者は当時厳しい取締りを受けていた。
④ ❌ 誤答「軍人首相による挙国一致内閣だった」
原敬は軍人首相ではなく文民の政党政治家だった。各勢力を集めた挙国一致内閣とも性格が異なる。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。