JT3-A22歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(3) 古代の国家・社会の展開と画期

「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の…」の歌を詠んだとされる人物はだれか。

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正解: 2

正解

藤原道長

背景・因果

藤原道長は4人の娘を天皇や皇太子の后とし、外戚として摂関政治の全盛期を築いた。1018年、三女威子の立后の日に詠んだとされる「望月の歌」は、藤原実資の日記**『小右記』**に記録されている。子の頼通は宇治に平等院鳳凰堂を建てた。

覚えるポイント

歌の出典が道長自身の『御堂関白記』ではなく実資の『小右記』である点は、資料問題の絶好の素材。「道長=法成寺、頼通=平等院」の区別も頻出。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「菅原道真」
菅原道真は遣唐使停止を建議し、901年に大宰府へ左遷された学者・政治家である。摂関政治全盛の望月の歌とは関係しない。

② ✅ 正解「藤原道長」
藤原道長が1018年、娘威子の立后を祝って詠んだとされる望月の歌は、藤原実資の日記『小右記』に記録された。外戚政策の全盛を象徴する。

③ ❌ 誤答「藤原頼通」
藤原頼通は道長の子で、宇治に平等院鳳凰堂を建立した。望月の歌を詠んだ人物ではない。

④ ❌ 誤答「藤原不比等」
藤原不比等は大宝律令編纂に関わり、奈良時代藤原氏の基礎を築いた人物である。歌の約三世紀前に活動した。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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