JT3-A21|歴史総合・日本史探究 対策問題
939年にほぼ同時期に起こった、関東と瀬戸内の反乱の首謀者の組合せとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
平将門・藤原純友
背景・因果
939年、関東では平将門が常陸・下野・上野の国府を攻め落として「新皇」を称し、瀬戸内では元伊予掾の藤原純友が海賊を率いて大宰府を襲った(承平・天慶の乱)。乱はいずれも押領使・追捕使に任じられた地方の武士によって鎮圧された。
覚えるポイント
「乱の鎮圧に武士の力が使われた=武士が中央に認知される画期」という意味づけが問われる。将門=東国、純友=西国(瀬戸内)の地理的対応も。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「源頼朝・木曽義仲」
源頼朝と木曽義仲は12世紀末の治承・寿永の乱で平氏打倒を進めた源氏である。939年の承平・天慶の乱とは異なる。
② ❌ 誤答「平忠常・安倍頼時」
平忠常は11世紀前半の平忠常の乱、安倍頼時は前九年の役の人物である。同時に起こった関東・瀬戸内の939年反乱の組合せではない。
③ ✅ 正解「平将門・藤原純友」
939年、関東で平将門が新皇を称し、瀬戸内で藤原純友が海賊を率いて蜂起した。承平・天慶の乱の鎮圧を通じ地方武士の力が認識された。
④ ❌ 誤答「平清盛・源義朝」
平清盛と源義朝は1159年の平治の乱で対立した人物で、10世紀の東西反乱の首謀者ではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。