JT3-D10|歴史総合・日本史探究 対策問題
1877年に鹿児島の士族らが西郷隆盛を擁して起こした、最大にして最後の士族反乱はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
西南戦争
背景・因果
秩禄処分や廃刀令で特権を奪われた士族の不満は、佐賀の乱(1874年)、神風連の乱・秋月の乱・萩の乱(1876年)と続き、1877年、私学校の生徒らが西郷隆盛を擁して挙兵した(西南戦争)。徴兵制の政府軍が約8カ月でこれを鎮圧し、以後、政府への反対は武力から言論(自由民権運動)へ移った。
覚えるポイント
「最大・最後の士族反乱が徴兵軍に敗れた=武力反抗の時代の終わり」という画期性が核心。同年の西南戦争の戦費がインフレと松方財政の伏線になる点も経済史で頻出。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「秋月の乱」
秋月の乱は1876年に福岡県の不平士族が起こした。1877年の最大・最後の反乱は西南戦争である。
② ✅ 正解「西南戦争」
西南戦争は1877年、西郷隆盛を擁する鹿児島士族が起こした最大規模の士族反乱で、政府軍に鎮圧された。これを最後に士族の武力反抗は終息した。
③ ❌ 誤答「佐賀の乱」
佐賀の乱は1874年に江藤新平らが起こした士族反乱で、西南戦争より3年前である。規模も西南戦争より小さい。
④ ❌ 誤答「萩の乱」
萩の乱は1876年に前原一誠ら長州の不平士族が起こした。西郷を擁した鹿児島の反乱ではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。