JT2-A01|歴史総合・日本史探究 対策問題
1877年に大森貝塚を発掘し、日本の近代考古学の出発点を築いた人物はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
モース
背景・因果
アメリカの動物学者モースは、汽車の窓から見つけた大森貝塚(東京)を発掘し、日本で最初の科学的な発掘調査を行った。貝塚は縄文人の生活のゴミ捨て場で、食生活の宝庫である。
覚えるポイント
ナウマンはナウマンゾウ・フォッサマグナの地質学者、フェノロサは美術。お雇い外国人の分野の対応がひっかけになる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「フェノロサ」
フェノロサは明治期に日本美術を評価・保護し、岡倉天心らに影響を与えた美術研究者である。専門分野が考古学ではなく美術である点が誤りである。
② ✅ 正解「モース」
モースは1877年に大森貝塚を科学的に発掘し、日本の近代考古学の出発点を築いた。貝塚資料から縄文人の食生活などを研究した点も重要である。
③ ❌ 誤答「シーボルト」
シーボルトは江戸後期に長崎の鳴滝塾で医学・博物学を教えた人物で、大森貝塚の発掘者ではない。1828年のシーボルト事件との対応で識別できる。
④ ❌ 誤答「ナウマン」
ナウマンは地質学者で、フォッサマグナの命名やナウマンゾウの研究で知られる。考古学の大森貝塚を発掘したのはモースである。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。