JT3-A03歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(1) 黎明期の日本列島と歴史的環境

1877年にアメリカ人モースが発掘し、日本の近代考古学の出発点となった遺跡はどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正解

大森貝塚

背景・因果

動物学者モースは1877年、汽車の車窓から発見した大森貝塚(東京都)を発掘し、日本初の学術的発掘調査を行った。貝塚は縄文人のゴミ捨て場であり、貝殻・土器・骨角器などから当時の食生活や環境が復元できる。

覚えるポイント

「お雇い外国人と近代学問の始まり」という文明開化の文脈でも出題される。貝塚の分布から当時の海岸線が復元できる、という資料活用型の問いも定番。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「亀ヶ岡遺跡」
亀ヶ岡遺跡は青森県の縄文晩期遺跡で、遮光器土偶や精巧な土器で知られる。近代考古学開始時のモースの発掘地ではない。

② ❌ 誤答「菜畑遺跡」
菜畑遺跡は佐賀県にあり、縄文晩期の水田跡など初期稲作を示す。1877年にモースが調査した東京の貝塚とは異なる。

③ ✅ 正解「大森貝塚」
アメリカ人動物学者モースは1877年に東京都の大森貝塚を発掘し、報告書を刊行した。層位や出土品を記録した日本近代考古学の出発点とされる。

④ ❌ 誤答「加曽利貝塚」
加曽利貝塚は千葉県の大規模な縄文貝塚であるが、モースが1877年に発掘した遺跡ではない。モースとの対応は大森貝塚である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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